鈴野:建築やインテリアのファサードや内装、展示会などの計画では、よくプリントシートの採用を検討します。さらに詳しく知ることができるかと思い、今日は楽しみにしてきました。
三輪:それは嬉しいですね。私どもも、設計者との接点を強く持ちたいと思っていますから。
鈴野:建物や看板、乗り物や駅のサインなど、プリントシートは本当によく目にしますね。リンテック社では、建築やインテリアではどのような展開をされているのですか?
三輪:リンテックではデジタルプリントによる内装材として4つのアイテムを展開しています。
「プリンテリア」は、表面にエンボス加工を施したオレフィン系の専用素材にプリントする壁紙です。大判インクジェットプリンタでオリジナルの装飾パターンや写真、イラストを出力できます。当時、業界で初めて防火認定を取得した製品で、現場ノウハウの蓄積も多くあります。飲食店やクリニックなど、業界を問わず幅広く使われており、ショッピングモールなど広い面積の物件でもよく採用されています。
「ウオルコス」は、やはりデジタルプリントによる、内装用化粧シートです。「R」というタイプは再剥離が可能で、剥がしても跡にならず、エレベータのドアや防火扉などによく使われています。「MG」タイプは、塩ビ代替素材を使用した環境に配慮した製品です。「EX」タイプは、熱転写リボンを使うことで、耐水性に優れ、水まわりなどの施工に向いています。
「クロッコス」はロールスクリーンにプリントした製品で、防炎物品認定を取得しています。リンテックの製品は、下地の素材と専用インク、特殊コーティングの構成全体で認定をとっているため、設計時に安心して指定いただけます。
そして、「ウインコス」は、オリジナルのデザイン表現ができるウインドーフィルムです。ビジュアルを熱転写出力した専用シートに、各種機能性フィルムをラミネートし、装飾性や視界制御、ガラス飛散防止などの機能をもたせることができます。
鈴野:いろんなパターンができるのですね。
三輪:既製品ではなく、100%オリジナルで展開しています。サイズや表現したいイメージに自在に対応できる点が特長です。また、生産性が高いので、ある程度ロットが多くなっても短期間で対応できます。